【使用感】クレイツイオン エレメアドライ【CREATE ION】ELEMEA DRY

2018年5月13日

美容機器メーカー【クレイツ】から、2017年10月に発売された新型ドライヤー【エレメアドライ】についての情報と、使用感をまとめました。

他のドライヤーに比べて良かった点と、2ヶ月間使用した美容師による改善点を書いていきます。

エレメアドライとは

クレイツイオン®エレメアドライは美容機器を販売する「株式会社クレイツ」から発売された、美容室専売のドライヤーです。

従来のクレイツイオン®効果を更に高めた【プレミアムクレイツイオン®】の効果により、毛髪を水分の蒸発を抑えながら乾かすことが出来る、美髪効果のあるドライヤードライヤーです。

エレメアドライ前回の記事はこちら

 

基本スペックは以下の通りです。

【電源】…100VAC
【消費電力】…1400W(温度・風量HIGH設定時)
【最大風量】…1.40㎥/分
【本体重量】…約555g(コード・ノズルは除く)
【サイズ】…約H235×W230×D85mm(ノズルは除く)
【コードの長さ】…約3.0m
【加工仕上】…プレミアムクレイツイオン®加工(本体内部・ディフューザー・ノズル)
【価格】¥18、000(本体価格)+消費税

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プレミアムクレイツイオン®搭載

クレイツイオン®とは、毛髪の水分の蒸発を抑えながら保湿する効果のある鉱物です。
公式による説明は以下の通りです。

数十種類のミネラルを含み、動植物の細胞活性に効果的に作用する遠赤外線の一種を放出する天然鉱石をパウダー状にした多元素含水ミネラルていちゃ鉱物

クレイツイオン®未加工のドライヤーよりも3.7%保湿しながら毛髪を乾かすことが出来ます。

今回搭載されているプレミアムクレイツイオン®は更に保水効果が高まり、未加工のドライヤーより11.9%水分蒸散を抑制する効果があります。

プレミアムクレイツイオン®搭載のノズル部分

プレミアムクレイツイオン®は、本体内部・ディフューザー・ノズル部分に搭載され、ドライヤーから高濃度な【遠赤外線】を放出します。

空気中の水分や毛髪表面の水分をクラスター化(細分化)し、毛髪内部に定着させ、キューティクルを引き締めることによって、髪に潤いとツヤを与えます。

5段階の温度調節機能

エレメアドライでは、みなさんの髪質や髪のダメージレベルに応じて40℃から120℃までの5段階の温度調整が可能です。

ドライヤーで髪を乾かしすぎると、逆にまとまりが悪くなった経験はありませんか?

それは髪の【オーバードライ】と言われる現象で、水分を飛ばしすぎたことにより静電気が発生してしまった状態です。

また【オーバードライ】は毛髪の表面のキューティクルを損傷し、髪のタンパク質を硬く変性してしまいます。

最近の研究では、ドライヤーの熱により毛髪が熱老化する事が判明しました。

最新のドライヤーは風量だけでなく温度にも配慮され、髪を早く乾かす以外にも保湿ケアする機能が備わっています。

エレメアドライとダイソンのスーパーソニックの出力温度を比較してみました。

【ダイソン】スーパーソニック
78℃…速乾/スタイリング
62℃…標準
45℃…低温/スカルプ(頭皮)モード
冷風モード

【クレイツ】エレメアドライ
100℃~120℃…多毛・硬毛・太毛向け
80℃~100℃…普通毛向け
60℃~80℃…癖毛・ダメージ毛・細毛向け
40℃~60℃…ハイダメージ毛・軟毛・細毛向け
冷風モード

エレメアドライの方がより細かく温度調整が出来る為、プロフェッショナル用と言えます。
(40℃が実用性がなさそうな予感。細毛の人以外は夏の暑い日とか用?)

風量比較

早く髪を乾かす上で、必要不可欠なと要素はやはり【風量】ですね。

人気のドライヤー【ヘアビューザー】は残念ながらスペック不明な為、今回比較が出来ませんでしたが、体感では【エレメアドライ】の方が風量は断然多いと感じます。

【ダイソン】のパンフレットによれば、圧倒的風量言われる【スーパーソニック】の風量は、毎秒13リットルとされています。

一方【エレメアドライ】は1.40㎥/分です。

分かりにくいので単位を直すと、

【ダイソン・スーパーソニック】0.78㎥/分
【クレイツ・エレメアドライ】1.40㎥/分

【ダイソン・スーパーソニック】
毎秒13リットル=0.013㎥
0.013×60秒(1分)=0.78㎥/分

あれ?【エレメアドライ】の方が【ダイソン】よりも約2倍の風量がある計算に?そんな訳ないです。

よくよく【ダイソン】のパンフレットを見ると、エアマルチプライア―テクノロジーで、吸い込む空気を3倍に増幅すると書いてあります。

つまり【ダイソン】は

0.78×3?=2.34㎥/分?

公式には明らかにされていませんが、【エレメアドライ】のおよそ1.5倍の計算になります。
(体感的にもそう感じます。)

全ての人が風量が多ければいい!という事は無いと思いますが、参考までに…

エレメアドライの欠点

発売されてから約2ヶ月経ち、使いにくい点も見えてきました。

毎日繰り返し使う美容師ならでは?の視点から、【エレメアドライ】の惜しい部分を書いていきます。

始まりはいつも40℃

40℃は実用性があまりない…

【エレメアドライ】のスイッチを入れると、毎回必ず40℃の温度設定になっています。
(COOLモードで電源を切った場合はCOOLモード→解除→40℃)

上記した通り、サロンワークでは40℃の低温は使用頻度がかなり低いです。

その為毎回40℃から100℃ or 120℃まで、一度温度を上げる必要があります。

髪が乾燥してくると、今度は温度を下げなくてはいけません。
(オーバードライや熱ダメージになってしまう為)

そうすると、

40℃(スタート)→100℃→髪がある程度乾燥してきたら→80℃

このように、何回も温度操作をする必要に迫られるのです。

COOLモードは、どの状態からでもスイッチ1つで可能なので困りません。

せめてスタートが40℃ではなく。120℃なら温度を下げる作業だけで済みます。

汚れるハンドル

今までのドライヤーではありえなかったのですが、手に僅かに残ったカラー剤を【エレメアドライ】が吸収してしまいます。

その為、知らない間にハンドル部分が変色している状態に…

ガーン!!綺麗に使いたいのに…

一般家庭ならその心配はなさそうですが、頻繁にカラー剤と接する美容師には致命的です!

カラー剤の付着したハンドル部分は、仕事をしている証!?

野球部のユニフォームのような物だと自分に言い聞かせます。

押しにくいボタン

【エレメアドライ】を起動するには、スタートボタンを長押ししなければなりません。

これが意外にストレスになります。

一般的なドライヤーは、スイッチをスライドさせるだけですぐに作動するのですが、【エレメアドライ】では押しボタンスイッチを採用しています。

さあ、存分に押すが良い!!

このボタンを押してから作動するまでの数秒間が、土日のピーク時にはたまりません。
(実際はそこまで余裕のない仕事はしていません…)

使い慣れない部分も多いと思いますが、長押しでの起動が思いのほかなれません。

「長押し」ではなく「押し込み」でも良かったのでは?

ボタンも同じような並びで、判別が付きにくいのも残念です。

エレメアドライの良い点

お客様から最も多く聞かれるのは、「風が熱くない」という声です。

本来ドライヤーは髪から20~30cm以上離して使用するのが鉄則ですが、なかなか難しいのが現状です。

髪に配慮された柔らかい風は、お客様にも美容師の手にも優しく作用します。

もう1つは、

「仕上がり」の手触りが良い事です。

美顔器にもなる売り上げナンバーワンドライヤー【ヘアビューザー】(サロン専売品ではレプロナイザー)は、冷風ドライを5~7分しないと効果がありません

しかし、【エレメアドライ】は温風で乾かすだけで、髪を充分に保湿してくれます。

実際にRibeltで【レプロナイザー】と【エレメアドライ】を使用し仕上がりを比べる実験を行いましたが、見た目、手触りともほとんど変わりありません。
(個人的には冷風を7分当てたレプロナイザーの方がツヤ感を感じましたが本当に誤差程度…)

髪を乾かし終えた後、冷風で5分以上当てる手間を考えれば、圧倒的に【エレメアドライ】の方が実用的と言えます。

エレメアドライ まとめ

もう少しだけ使う人への配慮があれば、【エレメアドライ】は使用感、価格、デザイン(好み?)において、最高のドライヤーでした。

手触りが柔らかく、シンプル。デジタル表記は好みで…

特に価格は、他の美容メーカーと比べても群を抜いて安いです。

エレメアドライ…¥19,440-
レプロナイザー…¥41、040-
ダイソン…¥48,600-

仕上がりもその他高級ドライヤーと比べて劣らず、無駄な冷風ドライも不必要という事では使用感も良いと思います。

操作は慣れがあるかと思いますが、始めはボタンの多さに戸惑うでしょう。
(慣れればボタンを見ずに温度操作が可能?個人的には無理!!)

2万円以下でドライヤーをお探しであれば、間違いなく候補に挙がってくると思います。

いかがでしたでしょうか?

Ribeltではお客様に【エレメアドライ】を手に取って、手触りや重さ、使用感をご体験していただけます。

ドライヤー戦国時代はもう少し続きそうな予感ですね。

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