オルディーブ ネオヴィンテージライン
ミルボンのヘアカラー、オルディーブから新色ネオヴィンテージラインが発売されます。2018年のトレンドの1つヴィンテージテイストを取り入れたグレージュ系の新色ヘアカラーで9月1日に発売開始予定です。早速ご紹介していきましょう。
ネオヴィンテージラインとは…!?
オルディーブの新色のネオヴィンテージラインとは、カーキ系グレージュ色のヘアカラーです。
これまでのグレージュ系カラーよりもより深みとリッチ感のあるカラーで、肌馴染みの良い染料をミックスしていいることが最大の特徴です。オルディーブの特徴であるベーシックトーンとハーフトーン(既染毛専用低アルカリカラー)でそれぞれ2色展開となっており、髪のアンダートーンにあわせたラインナップとなります。
【ネオヴィンテージカーキ】…赤味を感じやすい髪へ
カーキを多く配合した柔らかさのあるカラーで低明度~中明度で赤味を感じやすい人向けのカラー。
くすみすぎない柔らかな寒色系カラーが肌の色にマッチするリッチなイメージのカラーです。
【ネオヴィンテージグレイ】…黄味を感じやすい髪へ
紫褐色を配合し黄色味を感じさせない柔らかさのある深い色味を表現します。
中明度~高明度のトーンでより深みのある上品なカラーを表現します。
ネオヴィンテージカラーの特徴はコク(深みのあるブラウン)とやわらかさ(グレー)のバランスにあります。今まで寒色系のカラーと相性の悪かったイエローベースの肌(パーソナルカラーだとオータム系)の人にフィットしやすい色味のカラーです。
かねてから人気のグレージュ系ヘアカラーですが、ネオヴィンテージラインでは今まで以上に深みのあるグレージュでかつ、やわらかな髪を表現できるようになりました。
おしゃれな雰囲気なのに周りから浮かないネオヴィンテージラインは肌馴染みも良く写真映えにも期待できそうです。
今後はサンプル等を使用し実際に染めた様子などをこのページにアップ予定です。
いましばらくお待ちください。
※2018年7月12日
ネオヴィンテージライン 使ってみた
今回も関係各社のご厚意でいち早くこのネオヴィンテージラインのサンプルをいただくことが出来ました。本当にありがとうございます。
ということで早速モデルさんノンシリコーン協力の元、ネオヴィンテージラインを使用してみましたのでご覧いただこうと思います。
まずはモデルさんの染毛前の状態の確認です。
前回カラーを行ったのが約2ヶ月前
新生部2センチ 既染部は8レベルです。
前回は同じオルディーブのセンシュアルラインの7レベルを使用して染めました。
カラーが退色し、ほんのり赤味のあるブラウンに見えると思います。
この髪にネオヴィンテージカーキの7レベルを使用しワンタッチで染毛を行いました。
過酸化水素は4.5% 放置時間は自然放置で30分です。
仕上げはハンドブローのみでアイロンは未使用です。
(アウトバスでエルジューダグレイスオンセラム使用)
モデルその2
※2013年9月12日追記↓
ネオヴィンテージラインが発売されました。
早速導入&お客様の髪にも秋のテイストをお届けしましたのでその様子をご紹介します。
今回使用したのはネオヴィンテージグレイ
ベースがハイトーンからのがっつりトーンダウンです。実は最近のオルディーブカラーはこの方法が一番理想の色味になりやすいです。
カラーチャートに近い色味を表現したい場合は、11レベル以上のハイトーンの髪をベースに染毛すると満足しやすいと個人的に感じている事をお伝えしておきましょう。
今回のモデルさん(いつもありがとうございます)の髪の状態はこのような感じです。
根元新生部4センチ
既染部は9レベルから13レベルのグラデーションになっています。
カラー剤は6レベルのネオヴィンテージグレイ、25分自然放置のワンタッチ染めです。
毛先はかなりのハイトーン。オレンジ感や黄味を打ち消しつつ、ネオヴィンテージラインのコクをしっかり髪に入れ込んで行きます。
ばっちりキレイに染める事ができました。
シャビーな雰囲気(最近覚えました)を感じられるカラーになったと思いませんか?
(シャビー…古ぼかしいとかそういうニュアンスらしいです。)
仕上げにオーガニックバームを毛先に揉みこみました。アイキャッチ画像のようなドライな髪質にもバームをつかったウエットな質感にも相性がとても良いカラーです。
今までこのようなテイストのカラーは赤味や黄味感が残りやすい印象でしたが、ネオヴィンテージラインはどのようなベースの髪にも使い易い印象です。(やはりアイキャッチ画像のような全く赤味を感じない色は通常のカラーの範囲では不可能なのかもしれません…。ブリーチ毛なら表現出来ますが…)
まとめと所感
いかがでしょうか!?
ほんのり赤味を感じたブラウンが抑えられ、ヴィンテージ感のあるグレージュ系カラー!!(そのまんま)
平成最後の秋の訪れを感じられます。
皆さんの目にはネオヴィンテージカラーはどう映りましたか!?
個人的に毎回思うのですが、なかなかアイキャッチ画像にあるようなカラーには現実ではなりませんね。今回はカーキ色が配合されておりマットな印象のカラーでした。サンプルにあった低明度では透明感が不足しています。ハイトーンから染めればネオヴィンテージライン特有のコクも体験できるのでしょうか?
現状マット感を出すのであればアディクシーカラーのエメラルドで充分な気もします。最近ですとアリミノのアドミオカラーのマットは深みのある良いマットでした。アディクシーで表現するならばサファイアを混ぜると今回のヴィンテージカラーに近い色味が表現できます。
いずれにせよ今回のサンプルは低レベルの7だけだったのでより詳しい検証は9月の正式発売後になります。
とはいえ流行のカラーがたった1本で表現できることが魅力のオルディーブトレンドカラー。
サンプルの反応次第では、もしかすると正式版は色素の配合が変わったりするのかもしれません??今後に期待です!!
※2018年7月18日追記
最後までご覧いただきましてありがとうございます!!