「ラウリルグルコシド」 シャンプー/トリートメント

2018年5月13日

シャンプーの洗浄成分の一種である「ラウリルグルコシド」は、ノニオン界面活性剤(非イオン界面活性剤)に分類され、トウモロコシやヤシ、パームなどの植物を原料としています。

ラウリルグルコシドはアミノ酸系の洗浄成分よりも肌に対して低刺激にも関わらず、アミノ酸系の洗浄成分のようなベタつきを感じる事がありません。肌に対して低刺激ですが泡立ちがよく、さっぱりとした洗い心地が特徴です。その為、オイリー肌から乾燥肌、敏感肌と幅広い頭皮の状態にも対応できます。

シャンプーの洗浄成分としては、他の洗浄成分よりもワンランク上の成分でしょう。

洗浄力をもつ界面活性剤の洗浄力の高さを界面活性剤が持つイオン性質で比べてみると、アニオン界面活性剤>両性界面活性剤>ノニオン界面活性剤の順で高いなっていますので、「ラウリルグルコシド」は刺激性の最も低い分類の界面活性剤であることがわかります。その為シャンプーから食品にまで幅広く使用されています。

ノニオン界面活性剤は親水基にイオン性質を持たない為、乳化や洗浄性などの特徴があります。シャンプーでは洗浄性、トリートメントでは乳化剤としてそれぞれ使用されます。

リベルトで使用しているナンバースリーオーガニクスのシャンプー・トリートメントでもオーガニック成分由来の「ラウリルグルコシド」が使用されています。サルフェート系(硫酸系)の洗浄成分のようなもっちりとした泡は出来にくく、せっけんを泡立てたような泡感があります。しかし、髪がきしむ感じはありません。

もしシャンプー選びで迷ったら、「ラウリルグルコシド」が主な洗浄成分になっているシャンプーがおススメです。

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