ナンバースリー　オーガニクスシャンプー【成分表・まとめ１０選】

2018年4月15日2018年5月13日

ナンバースリーオーガニクスのシャンプー・トリートメント・ヘアオイル・ヘアバームの成分をまとめました。代表的な成分と共に、ＣＯＳＭＯＳオーガニック認証・ヴィーガン認証を受けたオーガニック化粧品の魅力をご紹介します。

成分まとめ１０選として、オーガニックやオーガニクスについての疑問点をＱ＆Ａ方式でまとめました。オーガニクスの洗浄成分であるラウリルグルコシドについてや、水ってオーガニック成分なのか？などみなさんが気になるオーガニックのアレコレをご紹介しています。理解を深め、オーガニックのさらなる魅力に触れてみてください。

オーガニクスブランド公式サイト　https://no3organics.jp/

ナチュラルシャンプー

ノーマル肌・オイリー肌向けのさっぱりした洗い心地のシャンプー
(ＣＯＳＭＯＳ　ＯＲＧＡＮＩＣ認証，Ｖｅｇａｎ認証)

全成分中９７％が自然由来成分、４８％がオーガニック成分

Ｐｉｃｋ　ｕｐ　【セイヨウサンザシ果実エキス】
バラ科のセイヨウサンザシから抽出されたエキス
・抗酸化作用
・抗炎症作用
・美白作用

【成分表】☆オーガニック成分

水…溶剤
ラウリルグルコシド…洗浄剤
グリセリン…保湿剤
ラウロイルグルタミン酸Ｎａ…洗浄剤
コカミドプロピルベタイン…洗浄剤
☆アロエベラ葉汁…保湿剤
☆セイヨウサンザシ果実エキス…保湿剤
☆加水分解ハトムギ種子…保湿剤
☆ピポファエラムノイデス果実エキス…保湿剤
☆アサイヤシ果実エキス…保湿剤
ＢＧ…保湿剤
グアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド…ヘアコンディショニング剤
ペプチルグルコシド…可溶化剤
安息香酸Ｎａ…防腐剤
ソルビン酸Ｋ…防腐剤
クエン酸…ＰＨ調整剤
塩化Ｎａ…粘度調整剤
香料…着香剤

モイスチャーシャンプー

ドライ肌(乾燥肌)・敏感肌向けのみずみずしい頭皮へ導くシャンプー
(ＣＯＳＭＯＳ　ＯＲＧＡＮＩＣ認証，Ｖｅｇａｎ認証)

全成分中９７％が自然由来成分、４７％がオーガニック成分

Ｐｉｃｋ　ｕｐ　【ビルベリー葉エキス】
ツツジ科のビルベリーから得られるエキス
・保湿効果
・抗酸化作用
・抗老化作用

【成分表】☆オーガニック成分

水…溶剤
ラウリルグルコシド…洗浄剤
コカミドプロピルベタイン…洗浄剤
グリセリン…保湿剤
ラウロイルグルタミン酸Ｎａ…洗浄剤
☆アロエベラ葉汁…保湿剤
☆ビルベリー葉エキス…保湿剤
☆加水分解ハトムギ種子…保湿剤
☆ピポファエラムノイデス果実エキス…保湿剤
☆アサイヤシ果実エキス…保湿剤
ＢＧ…保湿剤
グアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド…ヘアコンディショニング剤
ペプチルグルコシド…可溶化剤
安息香酸Ｎａ…防腐剤
ソルビン酸Ｋ…防腐剤
クエン酸…ＰＨ調整剤
塩化Ｎａ…粘度調整剤
香料…着香剤

スムーストリートメント

サラサラ感・ツヤ感が得られるトリートメント
(ＣＯＳＭＯＳ　ＯＲＧＡＮＩＣ認証，Ｖｅｇａｎ認証)

全成分中９９％が自然由来成分、７５％がオーガニック成分

Ｐｉｃｋ　ｕｐ　【ココナッツオイル】(ヤシ油)
ココヤシの種子から得られる油性成分
・ダメージ補修効果
・さらさら効果
・ツヤ感アップ効果
・抗酸化作用
・抗老化作用

【成分表】☆オーガニック成分

水…溶剤
セタノール…乳化安定剤
ＢＧ…保湿剤
グリセリン…保湿剤
ジステアロイルエチルジモニウムクロリド…帯電防止剤
ミリスチン酸オクチルドデシル…エモリエント剤
(Ｃ１５－１９)アルカン…エモリエント剤
セテアリルアルコール…乳化安定剤
ラウリルグルコシド…乳化安定剤
☆アロエベラ葉汁…保湿剤
☆ヤシ油…エモリエント剤
☆ヒマワリ種子油…エモリエント剤
☆オリーブ果実油…エモリエント剤
☆ピポファエラムノイデス種子油…エモリエント剤
☆アサイヤシ果実エキス…エモリエント剤
カミツレ花エキス…保湿剤
オウゴンエキス…保湿剤
加水分解ハトムギ種子…保湿剤
ツボクサエキス…保湿剤
イタドリ根エキス…保湿剤
カンゾウ根エキス…保湿剤
チャ根エキス…保湿剤
ローズマリー葉エキス…保湿剤
ブラシカアルコール…乳化安定剤
ブラシシルイソロイシンエシレート…帯電防止剤
ベンジルアルコール…防腐剤
安息香酸…防腐剤
ソルビン酸…防腐剤
香料…着香剤

リペアトリートメント

しっとり感・まとまり感が得られるトリートメント
(ＣＯＳＭＯＳ　ＯＲＧＡＮＩＣ認証，Ｖｅｇａｎ認証)

全成分中９９％が自然由来成分、７６％がオーガニック成分

Ｐｉｃｋ　ｕｐ【シアバター】
アカテツ科のシアの果実から得られるオイル
・ダメージ補修効果
・毛髪保護効果
・しっとり感、まとまり感アップ効果
・抗酸化効果
・抗老化効果

【成分表】☆オーガニック成分

水…溶剤
セタノール…乳化安定剤
ＢＧ…保湿剤
グリセリン…保湿剤
ミリスチン酸オクチルドデシル…エモリエント剤
ブラシシルイソロイシンエシレート…帯電防止剤
ジステアロイルエチルジモニウムクロリド…帯電防止剤
ブラシカアルコール…乳化安定剤
ラウリルグルコシド…乳化安定剤
☆アロエベラ葉汁…保湿剤
☆ヤシ油…エモリエント剤
☆シア脂…エモリエント剤
☆ホホバ種子油…エモリエント剤
☆ヒマワリ種子油…エモリエント剤
☆ピポファエラムノイデス種子油…エモリエント剤
☆アサイヤシ果実エキス…保湿剤
ローズマリー葉エキス…保湿剤
加水分解ハトムギ種子…保湿剤
(マカデミア種子油/水添マカデミア種子油)エステルズ…エモリエント剤
ツボクサエキス…保湿剤
オウゴンエキス…保湿剤
イタドリ根エキス…保湿剤
カンゾウ根エキス…保湿剤
カミツレ花エキス…保湿剤
セテアリルアルコール…乳化安定剤
ベンジルアルコール…防腐剤
安息香酸…防腐剤
ソルビン酸…防腐剤
香料…着香剤

ヘアオイル

髪やボディ用オイルとして乾燥を防ぎ、補修するヘアオイル
(ＣＯＳＭＯＳ　ＯＲＧＡＮＩＣ認証，Ｖｅｇａｎ認証)

全成分中１００％が自然由来成分、７３％がオーガニック成分

Ｐｉｃｋ　ｕｐ【アーモンドオイル】
・毛髪補修効果
・保湿効果(髪・肌)
・ツヤ感、まとまり感アップ効果

【成分表】☆オーガニック成分

☆ヒマワリ種子油…エモリエント剤
☆アーモンド油…エモリエント剤
ラウリン酸イソアミル…エモリエント剤
(Ｃ１５－１９)アルカン…エモリエント剤
☆ホホバ種子油…エモリエント剤
☆ザクロ種子油…エモリエント剤
☆ピポファエラムノイデス種子油…エモリエント剤
☆アサイヤシ果実エキス…エモリエント剤
トウキンセンカ花エキス…エモリエント剤
ダイズ油…エモリエント剤
香料…着香剤

ヘアバーム

ヘア＆ボディ兼用保湿バーム
(ＣＯＳＭＯＳ　ＮＡＴＵＲＡＬ認証)
※ハチミツ由来のミツロウが唯一の動物由来成分となっています。

全成分中１００％が自然由来成分、５８％がオーガニック成分

Ｐｉｃｋ　ｕｐ【ヒマワリバター】
ヒマワリの種のオイルバター
・毛髪補修効果
・毛髪表面の保護効果
・ツヤ感、まとまり感アップ効果
・髪や肌の保湿効果

【成分表】☆オーガニック成分

(ヒマワリ種子油/水添ヒマワリ種子油)エステルズ…保湿剤
☆ヒマワリ種子油…エモリエント剤
☆オリーブ果実油…エモリエント剤
☆シア脂…エモリエント剤
ミツロウ…保湿剤
ピポファエラムノイデス種子油…エモリエント剤
アサイヤシ果実エキス…エモリエント剤
ツバキ種子油…エモリエント剤
香料…着香剤

成分まとめ　Ｑ＆Ａ１０選

オーガニックやオーガニクスの魅力はＣＯＳＭＯＳ　ＯＲＧＡＮＩＣ認証やＶｅｇａｎ認証だけではありません。他のオーガニックシャンプーにはないオーガニクスだけの魅力や成分の秘密を少しだけご紹介します。

なるべくわかりやすく書きますが、少しだけ専門的な用語が混じってしまうのはご理解ください。
Ｑ＆Ａの前に、オーガニクス１２の約束をもう一度振り返ってみましょう。

1… 全ての原料はCOSMOS(化粧品のオーガニック国際統一基準)の厳しい審査をクリアしています。
2… 使用している自然由来原料の産地は可能な限り開示します。
3… 可能な限り環境に配慮した容器や包装を使用します。
4… 水を含む成分の95%以上は自然由来原料です。
5… 石油由来原料、または石油系物質で処理をした自然由来原料は使用しません。 ※COSMOS基準が認めた数点を除く。
6… 動物由来原料は使用しません。※一部商品を除く
7… 動物に苦痛を与える動物実験は行いません。
8 体や環境への影響の可能性のある遺伝子組み換え原料は使用しません。
9 肌トラブルの発生リスクを減らすため、パラベン(防腐剤)は使用しません。
10 100ナノメートル以下の無機物の微粒子原料(ナノマテリアル原料)は使用しません。
11 肌トラブルの発生リスクを減らすため、アルコールは使用しません。
12 肌トラブルの発生リスクを減らすため、合成色素は使用しません。

なんとなく凄そうなことは伝わると思いますが、はじめにご紹介した成分表と合わせて、ここからさらにオーガニクスの魅力をお伝えしていきます。

水はオーガニック原料なのか？シャンプーにおける動物実験の正体とは？
その謎や秘密をちょっぴりご紹介します。

※こちらの内容はＲｉｂｅｌｔが独自調査し得たナンバースリーさんからの公式回答をベースにして作成しています。

【Ｑ１】オーガニクスの主な洗浄成分ラウリルグルコシドの特徴は…！？

【Ａ１】トウモロコシやヤシ、パームなどから作られる低刺激な洗浄成分です。一般的に低刺激とされるアミノ酸系洗浄成分(両性イオン界面活性剤)より更に肌に低刺激なノニオン界面活性剤(非イオン界面活性剤)に属しています。
オーガニクスはサルフェートフリー(硫酸系の洗浄成分フリー)となっており、肌にたいしてマイルドな洗浄成分で構成されています。

【Ｑ２】オーガニクス１２の約束にはノンアルコールとあるのに○○アルコールという成分があるのはなぜ？

【Ａ２】ここで言うアルコールとはフェノキシエタノール(防腐剤)のような揮発性のあるアルコールのことを指します。揮発性のアルコールは肌に対して刺激が多い為、オーガニクスには配合していません。オーガニクスに配合されているアルコール成分は揮発性が無く、肌に低刺激なのです。

【Ｑ３】オーガニクス１２の約束にあるナノマテリアル原料とは？

【Ａ３】ナノマテリアル原料は酸化チタンなどの事を指します。近年ではシャンプーにナノマテリアル原料が使われることは少なくなったそうですが、日焼け止めなどの化粧品にはナノマテリアル原料が使用されるケースもあるそうです。頭皮は肌より３．５倍経皮吸収が起る場所なので、化粧品等の添加物は極力避けたいところです。

【Ｑ４】水はオーガニック成分に含まれるの？

【Ａ４】水はオーガニック成分には含まれません。湧き水や雪解け水だからといってオーガニック成分ではありません。オーガニックは有機栽培された農作物の事を指します。ですので、水は自然由来成分には含まれますが、オーガニック成分には含まれません。シャンプーは水分が多い為、オーガニック成分の割合がトリートメントなどと比べて低く見えてしまうのはこの為です。

【Ｑ５】オーガニックシャンプーの取り扱い方で注意点は？

【Ａ５】水と混ぜない事です。コスモスオーガニック認証を受けたオーガニクスシャンプーには防腐剤が最低限しか配合されていません。みなさんの中にはシャンプーが残り少なくなった時、ボトルに水を足して何日かやり過ごした経験がある方はいますか？水道水とはいえ、雑菌がゼロではないので雑菌の繁殖を防ぐため、シャンプーと水を混ぜるのは禁止です。ボトルの詰め替えの際も水気の無い事を確認してから行うようにしてください。

【Ｑ６】香料は合成香料ではないの？オーガニック香料と合成香料の見分け方は？

【Ａ６】オーガニクスは天然の香料と合成香料をブレンドした調合香料を使用しています。その為、シャンプー中でも３段階で香りの変化をお楽しみいただけます。調香師がブレンドしたオーガニクス独自の香りでリラックス効果を高めています。天然香料のみを配合している場合成分表記「香料」ではなく「リモネン」などの表記になります。

【Ｑ７】シャンプーの動物由来成分について教えて下さい？

【Ａ７】髪の毛が傷むと内部がスカスカになるという話を聞いたことはありませんか？その時に髪の内部補修で使われる「ケラチン」や「ヘマチン」などが羊の毛や豚の血液から作られています。オーガニクスは動物由来成分や石油由来成分ではなく自然由来成分で髪を補修するシャンプーです。

【Ｑ８】オーガニックとボタニカルの違いは？

ボタニカルは植物由来である事を指します。オーガニックは同じ植物由来である事を指しますがそれだけではありません。オーガニックは有機栽培された植物の事を意味し、化学肥料や農薬、遺伝子組み換えを行っていない農作物の事を言います。農薬や化学肥料、遺伝子組み換えが行われている植物とそうでないものとでは超えることが出来ない壁が存在します。

【Ｑ９】オーガニック認証ってなんですか？

【Ａ９】日本は経済的に見れば先進国ですが、オーガニックについては先進国の中でもかなり遅れを取っています。その為シャンプーなどの化粧品では法整備が全く行われていません。各企業が自由にオーガニックと名乗る商品を販売できる状態となっています。ですのでオーガニック先進国である国や第３機関の認証を得ることで、シャンプーが日本の一企業だけでなく、他の国や世界中の国レベルでオーガニックと名乗れるようになります。日本では認証があるオーガニックとそうでないオーガニックとでは全くの別物といっても過言ではありません。

【Ｑ１０】結局オーガニックって何がそんなにいいの？

オーガニックは高度成長期の公害問題やその後の環境ホルモン問題に対して、人間が出した一つの答えです。使用する人だけでなく、自然環境保護や動物愛護にも配慮されたものでもあります。人が、動物が、自然が住む地球を保護し、それぞれの環境をより良い方向に導くことは人間にしかできない事なのです。

最後までご覧いただきまして　ありがとうございます。

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