エルジューダ グレイスオン セラム&エマルジョン

2018年5月13日

川口の美容室リベルトです。

昨年に続きミルボンより人気の洗い流さないトリートメントであるエルジューダの新商品が発売されるとの情報が入ってきましたのでご紹介します。

ミルボン エルジューダ グレイスオン

どのような商品か一言で説明すると、過去に発売されていたエルジューダシリーズのまとめの様な商品です。

過去のエルジューダと同様に水分保持力高いバオバブとミルボンの代表的な成分CMADKを配合し、オイルとエマルジョンの二つのタイプで登場するのですが、グレイスオン独自の特徴として3タイプのオイルの配合と、髪の熱老化をすることによるパサつきを抑える効果があります。

それぞれ詳しくみていきましょう。

3つのオイル

【スムージングオイル】
様々な髪質に対応できるオイルで髪の毛先まで行き渡る毛髪保護オイル
※安息香酸アルキル(C12ー15)

【熟成アルガンオイル】
アルガンオイルを高圧処理することで髪への馴染みが向上した毛先を保湿するオイル
※アルガニアスピサノ核油

【エラスティックオイル】
髪を乾かすことで毛先に密着させる効果があるオイル
※ジメチコン、シンクロメチコン

オイルと表記されていますが、自然由来のオイルを使用しているのはアルガンオイルのみですので、どちらかといえばケミカル(化学的な)ハイブリッド系のトリートメントになります。

髪に馴染み、密着して保湿をする効果を狙っており、この3つのオイルの効果で、髪を乾かすだけで毛先を自然に内巻きに入れる柔らかい女性像をコンセプトに作られています。

熱老化のパサつきを抑える

【ビサロボール】
カモミールの精油成分で、熱老化してしまった髪のパサつきを抑える効果がある。

ビサボロールは肌への化粧品で使われることが多い精油由来の成分です。

以前のブログでも書きましたが、ドライヤーで髪が老化する

ことによって起こるかみのパサつきを抑える効果があります。

ミルボンのオージュアでは熱による髪の老化を抑える成分が配合されていたはずです。

こちらの成分は神の熱老化を抑える成分ではなく、熱老化してしまった髪をケアする成分ですので、最新のオージュアトリートメントを行なっている人には少し価値の低い成分になっています。

年齢によって髪質の変化を感じる人にはオススメです。

グレイスオン 所感

始めにも書きましたがグレイスオンは過去のエルジューダであるエマルジョン、エマルジョン+とオイルタイプであるFO、MOの進化系のトリートメントだと思います。髪への仕上がりや質感もそれぞれの中間くらいに設定されており、今後はグレイスオンに移行していくものと思います。

最近のミルボンの研究で明らかになった髪の熱老化を意識していることから、ターゲット年齢は30代後半から50代くらいと予想しています。どちらにせよミルボン最高峰であるオージュアを使う層とそれ以外の層をすみわける為の商品といえるでしょう。

髪のケアに熱心なミドル層は迷わずオージュアを選択すると思いますが、数年後さらに研究が進めばいずれオージュアの技術がこのエルジューダにも使われる日も来るのではないでしょうか?

とはいえ幅広い層から見た目にも支持されるエルジューダトリートメントですので、おさがりの技術ではなく独自路線に期待したいところです。今回は最新の研究結果をいかしたエルジューダの移行期、といったところでしょう。

いままでエマルジョン、エマルジョン+、オイルタイプのFO、MOを使っていたみんなさんは迷わずお試しください。

きっとグレードアップしたエルジューダを実感していただけるでしょう。

最後までご覧頂きましてありがとうございます。

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